庶民のみた日清・日露戦争、刀水書房

刀水歴史全書64
	庶民のみた日清・日露戦争帝国への歩み大濱徹也著定価：　本体2200円+税 2003年5月刊 ISBN4-88708-316-5 四六判　265頁在庫あり
明治維新以後10年ごとの戦争に明けくれた日本人の戦争観・時代観を根底に,著者は日本の現代を描こうとする。庶民の皮膚慮覚に支えられた生々しい日本の現代史像に注目が集まる。『明治の墓標』改題

【主要目次】

はじめに
第1章　日清戦争
　1　「小国」の焦慮
　2　「義戦」の構造
　3　軍国の狂躁
第2章　「臥薪嘗胆」
　1　栄華と悲惨
　2　尚武と煩悶
　3　北清の屍
第3章　日露戦争
　1　諜者の群
　2　開戦の渦
　3　兵士の相貌
第4章　「愛国」の重荷
　1　ああ増税
　2　戦時下の村
　3　深まる亀裂
第5章
　1　勝利の悲哀
　2　病める「一等国」
　3　荒廃の淵で
おわりに

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